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相変わらずの野菜の高値に、キノコ、あ~んど、モヤシが、♪ヘっビーぃーロぉーテーショ~ン♪な、あをむしです、こんばんは。

それでも、ここ2、3日、白菜と春菊の価格が下がってきまして、ちょっとホッとしてます。

我が家は一家そろってみな野菜食いなので、野菜がふんだんに食べられない今年は本当につらかった。今は体が肉を欲している、肉汁吸収力抜群体質の中2の息子も、本来、幼いころから、ニンジン、セロリはもとより、春菊、セリ、ミツバ、ウド、クレソン、果てはパクチーまでオッケーオッケーなヒトで、基本的には草食系な体質なんですね。ですので、昨日、ひさしぶりの春菊の煮びたしに小躍りしてました。

さて、そんな我が家ですから、手巻き寿司にもたくさんの野菜をかかせません。正直、野菜だけ巻いて食べても気にならないくらいなので、ホンのちょびっとのお刺身と、まあ、あと、納豆好きの息子用に、納豆の2パックもあれば、クレソン、カイワレ、わさび菜、青ジソ、アボガド、ナガイモ、キュウリ、セロリ、ウドなどなど、、季節の葉物を中心に、梅干しと、ちょいとおろした生わさびでもあれば、我が家的にはもう本当に、立派なごちそうなのであります。

ですが、これは、世間的にみますと、非常にビンボーったらしい貧相な手巻きずしなわけで、これを我が家では自虐的に「ビンボー手巻き寿司」と呼んでおりました。

*****

あれは忘れもしない、息子3歳の夏であります。保育園からの帰り道、息子をベビーカーにのせたあをむしは、夕食の買い物をしようと、そのままイトーヨーカドーに立ち寄りましたのでございます。

怠慢な主婦あをむしにとって、晩御飯の献立を考えるという作業は、時に、とてつもない苦行なのであります。その日、あをむしは、まだ幼い息子に向かって、「今晩なに食べるぅーー?」と、つい、ふと、間がさして、お伺いをたててしまったのでした。

決定権をゆだねられた子どもというのは、まことに、まことに、よいお顔をするものでございます。自信に充ち溢れた息子は、こぼれそうな笑顔、得意満面の笑顔で、意気揚々と、あたり一面に響くような大きな声で、こうのたまったのでした。




「おかーしゃん、びんぼーーてまきずしなんて、どお?」



幼い彼の辞書にあったのは「貧乏」と「手巻きずし」という2つの言葉ではなく、「びんぼーてまきずし」という名の、家族団欒のシンボル、御馳走であったのでございます。

あのときの、一瞬沈黙が訪れたあとの、周囲の買い物客の憐れむような視線と、失笑と、聴かなかったフリをして離れて行く背中と、そして、スローモーションのように流れる景色が、10年以上が経過した今も、まざまざと克明に思い出されます。


確かに、かのボキャビル本の著者がおっしゃる通り、まさに、言葉というものは、explosiveであって、フレーズというものは、TNTなのであったのだよな、という記憶が、さきほど、ふとよみがえってしまった、あをむしの告白でございました。なーむー。
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